『ヒトはなぜ絵を描くのか』著者:斎藤亜矢
面白かった。
絵を描く行為は文字の発明に近い。
そして線から”何か”をイメージする力は、物語性を生み出す「想像力」と似ており、想像力は記憶の効率化に貢献する。
子供が絵を描くことが好きなのは、この「物語性」を獲得する練習なのかもしれない。
また、描くことの面白さは「環境のアフォーダンスを受け、そこから物語を紡ぎ概念化、記憶に結び付ける」という工程を進んで経験するためのモチベーションになっているのかもしれない。
アートは既存の概念を壊すことに魅力がある部分もあるが、今後は物語の流れでずらしたアートが出てくるのかもしれない。
ここでの「面白さ」とお笑いや実際の物語などの面白さとの共通点なんかも気になる。
あと、本の内容とはあまり関係ないかもしれないけど、著者が子供のころ「考え事を一度にいくつできるか?」という疑問がわき、実際に挑戦していたそうだ。
子供のころのこういう原体験みたいなのって、面白いよね。
面白かった。
絵を描く行為は文字の発明に近い。
そして線から”何か”をイメージする力は、物語性を生み出す「想像力」と似ており、想像力は記憶の効率化に貢献する。
子供が絵を描くことが好きなのは、この「物語性」を獲得する練習なのかもしれない。
また、描くことの面白さは「環境のアフォーダンスを受け、そこから物語を紡ぎ概念化、記憶に結び付ける」という工程を進んで経験するためのモチベーションになっているのかもしれない。
アートは既存の概念を壊すことに魅力がある部分もあるが、今後は物語の流れでずらしたアートが出てくるのかもしれない。
ここでの「面白さ」とお笑いや実際の物語などの面白さとの共通点なんかも気になる。
あと、本の内容とはあまり関係ないかもしれないけど、著者が子供のころ「考え事を一度にいくつできるか?」という疑問がわき、実際に挑戦していたそうだ。
子供のころのこういう原体験みたいなのって、面白いよね。