唄心~2012~
行ってきた。
ライブとかに行くのは初めて。
音楽に興味は持たなかったからね。
そんな私が今回ライブに行ったのは、以前ちょっとだけお会いしたことがあるからだ。
まあ、具体的に言うと、たまたま寄ったちゃんこ屋で隣にいて、連れがナンパし始めたってだけなんだけどねw
で、感想はというと、、、やっぱ歌上手いわw
そりゃァプロだから当たり前なんだろうけど。
あと、本当に歌うのが好きなんだろうなとも思った。
楽しそうな感情がこっちに伝わってくる。
自分もプロレスというエンターテイメントの世界に、片足の薬指くらいまで足を入れている身としては、人に何かを伝える、感動させるということが如何に難しいかはよく解っている。
人に何かを伝えるためには“本物の感情”を見せなきゃいけない。
演技では絶対に伝わらないものがあると、そう思う。
それはいわば“共感”すること。。。そして『させること』。
もう一つ“感動”について言えば、感動させる行為は酷く暴力的なものだと思う。
人の心に土足で踏み込んで、本人すら忘れている秘めた感情を無理やり表に出させる。これは暴力以外の何者でもない。
そして暴力には“力”が必要だ。
中には「あたし今日は泣きたい気分」とか言って感動ものの映画を見たりする輩もいるが、それは映画側からして感動を与えたことになるのだろうか?
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・・・ならないね。
“感動する”という現象は用意して起こすものではない。
防ぎようのない“力”に心が“無理やり”揺さぶられる。それが感動だ。
花や虹を見て人が感動するのは、自然には人が防ぎきれない“力”があるからだ。
心にまで入ってくる“チカラ”。。。
少しでもその“力”に近づけるように・・・
みんなが必死で努力している。。。
・・・良い刺激をもらった。。負けないようにしなきゃ。。。ね。