ニコ動がカンブリア宮殿で取り上げられていた。
ネット文化というだけで変な目で見られることが多いけど、
経営のプロセスは実にしたたかだと思う。
いくつか挙げてみると・・
○ニコファーレの設立でニコ動内のコンテンツをイベントに繋げられるようにし、その結果、ニコ動内の“有名人”の価値が上がり、テレビなどのそれと近いものにできるようになる。結果、投稿者、視聴者の増加→プレミアム会員の増加にもつながる。
○今までグレーゾーンだったゲーム配信などを公式化し、広告の場の提供+コンテンツの充実を図る。結果、投稿者、視聴者の増加→プレミアム会員の増加につながる。
○震災時、生配信で随時情報を流し、なおかつ被災者との情報交換の場としての活用ができた。
また、その後行われた東電の会見などもノーカットで配信するなど、“報道”機関としての地位を確立した。
○国会中継などもノーカットで配信。
政治家との討論もコメントを通して視聴者を巻き込んだ議論ができる。
○テレビでは扱えない話題も扱える。
○プレミアム会員として課金する習慣がつけば、その後のコンテンツに課金することも抵抗がなくなる→課金ビジネスとして広がりができる(有料放送 ※映画、番組、公式チャンネルなど)。
今後は配信からは歌手や俳優、静画から 漫画家やイラストレーター、動画からは映像作家など、実際にプロ(食べていけるレベルの)を輩出するスキームを作ることができれば、ネットでの“芸能界”を作ることも可能なんじゃないかな。
音楽関係ではエイベックスは公式チャンネルを持っているし、ニコファーレという箱もあるから、プロ化への道は作れていると思う。音楽業界としても、客を持った新人なら喜んでデビューさせるだろう。
俳優はニコ動で自作の映画とか作るようにならないとムズイかなぁ。
漫画はもう始まってるかな?
何はともあれ、SNSとして日本で一番成功していると言っていいんじゃないだろうか?
一方、SNS大手フェイスブックはナスダック上場。
しかし、初日の混乱っぷりを理由にニューヨーク証券に鞍替えするという説まで流れているらしい。
そういえばGMの広告撤退もあったね。